Eインク技術を使用したボディーカラー変更
ボタンを押すだけで車のボディーカラーを変更する。そんなSF映画の様なボディーを持った車両をBMWが開発しました。このボディーカラーのギミックを実現させるべく10年以上にわたり技術開発が行われてきたとの事です。まだ大量生産には至っていませんが、今後の量産化に向けて期待したいところです。
仕組みはどうなっているの？
iX Flowは、AmazonKindleのような電子書籍リーダーの紙のようなディスプレイを強化するEインクを使用することで、色が変化する外観を実現しています。BMWは、人間の髪の毛の太さに相当する数百万のEインクのマイクロカプセルを含むカスタムラップでiXを覆いました。各カプセルは、マイナスに帯電した白いインクとプラスに帯電した黒いインクで満たされています。この仕様により白色または黒色のインクがマイクロカプセルの表面に集まりカラーを変えるという仕組みになっています。
