Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

ソニーが本格的に自動車市場へ参入

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自分たちで車は作らないからの方向転換

2020年にVision-S01を発表した際は自動車の部品やデバイス、システムの供給、そして自動車に関するエンターテイメントの研究は考えているが直接自動車の生産販売はしないと語っていたと記憶しているのですが、今回はVision-S02 SUVの発表と、新会社ソニーモビリティの立ち上げを表明しています。

Vision-S02

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Vision-S01と共通のプラットフォームを採用していますが、7人乗車可能のSUVに仕上げられています。前後にそれぞれ1基ずつ、合計2基のモーターを装備し、全輪を駆動します。最高出力は268馬力(200kW)。0-100km/h加速の数値のついては公開されていませんが、Vision-S01よりもおよそ130kg増加しているため、4.8秒以上はかかると思われます。

全長:4,895mm×全高:1,650mm×全幅:1,930mm
ホイールベース:3,030mm
最低地上高:157 mm
タイヤサイズ:255/50R20 (フロント) 275/45R20 (リア)
乗車定員:4名(7名)
車両重量:2,480 kg
定格出力:200 kW x 2 (フロント / リア)
最高速度:180km/h以上
アクスルシステム:ダブルウィッシュボーン式サスペンション(フロント / リア)
駆動方式:四輪駆動

車両自体の安全性は

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自動車の車体生産技術を持たないソニーが自動車を生産しても安全製は確保できるのかという疑問がありますが、これは、マグナ・シュタイナーのプラットフォームを使用しているため、問題は無さそうです。センサー類はソニー製となるはずですが、こういったコストがかかりそうな部品が多用されると考えれば、実際に販売価格となった場合の価格はかなり高額なものになりそうです。

それでも、こういう形で日本のメーカーが自動車市場へ参入して、活性化することは良いことなのでは無いかと感じています。