フロンティアドリフトトラック
この車両はSEMAショー向けに作られたスーパートラックで、ドリフト走行用に高度なカスタムが施されています。フロンティアターマックと呼ばれるこのトラックは、ドリフト界のレジェンド、クラス・フォルスバーグ率いるフォルスバーグレーシングと日産のコラボレーションで制作された車両になります。日産モータースポーツのチームによって2021年に初めて考案されたこのピックアップトラックは、フロンティアPRO-Xをベースにしており、カスタムには6ヶ月をも要したとのことです。
スペック
パワーユニットは、3.6リッターV型6気筒エンジンがそのまま使用されています。最高出力はノーマルから130馬力増加して440馬力、最大トルクは542Nmを発生させます。トランスミッションには言及されていませんが、9速オートマチックの標準ギアセレクターが保持されているようです。
パワーは後輪にのみ伝えられ、カスタムマウント付きのニスモキャリパーが再動力を提供。後部には2組のキャリパーがあり、ひとつは通常のブレーキ用、もう一つはドリフト用の巨大な特注油圧ハンドブレーキに接続されています。