これ以上手を入れなくても良いと思うSクラスをさらに上へと引き上げる
高級セダンのメルセデスベンツSクラス。これ以上を求めるのならばベンツではなくてもと思うのですが、それでもSクラスをドレスアップしてチューニングというのはどこか日本でいうVIPカーと同じようなベクトル。しかし、ドイツのブラバスやロリンザーはその歴史が長く、またかつては同様のチューナーであったAMGはメルセデスの傘下に入っているということもあり、特別な存在となっています。
B500はS500の6気筒ガソリンエンジン版のカスタム仕様
同社のプラグアンドプレイB50-500PowerXtraモジュールを使用したS500の6気筒ガソリンエンジンのブラバスのカスタム仕様です。これにより、出力は493馬力(368kw)と590Nmのトルクを発生。ブラバスによれば、このチューニングにより0-100km/h加速は4.7秒まで短縮されています。
メルセデスベンツのエンブレムはいつものように外されている
ブラバスといえば、スリーポインテッドスターのかわりにブラバスの頭文字である”B”の文字がデザインされたエンブレムが取り付けられます。Sクラスはグリルにスリーポインテッドスターは付けられていませんが、通常ボンネットにはメルセデスのマークが取り付けられます、そのメルセデスのマークの代わりに”B”のエンブレムが取り付けられます。
ホイールはブラバスらしいディッシュタイプのデザイン。かつて一世を風靡したディッシュタイプのホイールは、最近また一部で脚光を浴びているようです。
もちろん、今後Sクラスにハイパフォーマンスエンジン版が登場すれば、ブラバスの手によって新たなバージョンが登場することと思われます。