Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

メルセデスEクラスエステートがデビュー

待望のEクラスワゴン

昨今のSUVの中、それでもステーションワゴン愛する人はある一定数存在します。特に欧州では、その傾向が強いと感じます。

メルセデスベンツは、最新のCクラスにエステート バージョンを与えただけでなく、Eクラスについてもエステートバージョンの車両を少なくとももう1世代存続させることとなりました。2030年以降にステーションワゴンを廃止するという噂が聞かれる中、ここで新たなモデルを登場させるということは、嬉しい話題です。

現在ラインナップされる3種類のメルセデス製ワゴンの中で最大サイズとなるEクラスは、前モデルよりもさらに大きくなり、非常に広々とした室内空間を提供します。

S214は、ホイールベースが22mm延長されて2,961mmとなり、足元スペースが拡大され、幅は28mm拡大され、1,880mmとなっています。全長については4mm延長され、4,949mm、全高は1mm増加して1,469mmになりました。

スペック

欧州市場では、当初E200とE220dの販売を予定しており、その後プラグインハイブリッドのE300eを加える予定の様です。ガソリンモデルのパワーユニットには、2.0リッター直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力204馬力(150kW)と最大トルク320Nmを発生します。また、マイルドハイブリッドシステム搭載で、エレクトリックモーターにより、さらに23馬力(17 kW)と205Nmを追加で発生させます。0-100km/h加速は7.8秒で、最高速度は231km/hとなります。

E220dディーゼルに搭載されるパワーユニットは、2.4リッターディーゼルエンジンで、ガソリンエンジン搭載モデル同様に、48Vのマイルドハイブリッドシステムが搭載されます。最高出力197馬力(145 kW)、最大トルク440Nmを発生します。100km/h加速は7.9秒で、最高速度は230km/hとなります。場合によっては6気筒ディーゼルがラインナップされる見込みとのことで、すべてのバージョンに9速オートマチックトランスミッションが組み合わせられることとなります。

E300e に関しては、ターボ 2.0 リッター ガソリン エンジンと電気モーターを組み合わせにより、システム合計最高出力312馬力(230kW)を発生。エンジン単体では204馬力(150kW)と320Nmを発揮。エレクトリックモーターは129馬力(95kW)と440Nmを発生します。0-100km/h加速は6.5秒、最高速度は227km/hとはっぴょうされています。バッテリーパックは25.4kWhで、WLTP サイクルでの電気航続距離は100km以上とも言われています。

メルセデスベンツは、後にディーゼルPHEVも発売する予定だとしています。

もちろん、AMGバージョンも登場する予定となってますが、V型8気筒エンジン搭載車両がラインナップされるかは不明です。最近のレポートでは、トップクラスのE63は700 馬力以上のV型6気筒プラグインハイブリッドにダウンサイジングされると述べられていますが、まだ正式な発表ではありません。ライバルのアウディRS6アバントとは別に、BMW M5ツーリングワゴンが復活する可能性が高いため、このクラスのスペック競争についても楽しみなものとなります。