メルセデスベンツといえばスリーポインテッドスター
フロントグリルは車のメーカーを識別するうえで重要な役割であり、その車両のデザインの印象を決定する最も重要な部分であると思います。特にメルセデスベンツは一目でそれとわかる特徴的なデザインとなっています。
1900年から100年以上続く歴史
1900年にラジエターグリルを最初に取り付けて以来、正常進化し続けてきたメルセデスベンツのフロントグリル。内燃機関をフロント部に有した車両は常に効率的な冷却機能を考えてデザインされてきました。
しかし、近年はエンジンやラジエターの冷却を考えなくても良いフロントフェイスのデザインが可能なEVの登場に伴い、そのデザインの自由度が増しています。EQシリーズではブラックパネルのフロントフェイスが採用され、この部分にセンサー類が配置されています。オートクルーズコントロール等のセンサーが必須となっている高級車においては、このフロントデザインは車両との相性が良く、デザイン的にもメルセデスベンツの高級感を損なわない高いレベルのフロントフェイスを内燃機関搭載モデルの車両と変わらず維持している良いデザインの例では無いでしょうか。