また新たな記録を刻んだリマック ネヴェーラ
グッドウッド フェスティバルオブスピードのヒルクライムイベントで、量産EVとして最速の記録を樹立しました。
このマシンのハンドルを握ったのは、ブガッティ ・リマックのテスト開発チーフドライバーのミロスラフ・ズルチェヴィッチです。
市販車として考えればかなり良いタイムだ
リマックの記録は49.32秒。グッドウッド フェスティバルオブスピードのヒルクライムを駆け抜けた他の高性能EV達と比べると、このタイムは決して速いものではありません。マクマートリー・スパイリングは39.03秒、次いでフォルクスワーゲンID.Rかま41.18秒、3番目はNio EP9の記録した44.32秒となっています。この3台はいずれも市販車という扱いではありませんが、Nip EP9は6台量産されています。
リマック ネヴェーラのスペック
それぞれの車輪に1基ずつ、合計4基のエレクトリックモーターが取り付けられており、それぞれ独立して稼働させる事が可能となっています。
システム合計のパワーは、最高出力1,914馬力、最大トルク2,360Nmを発生します。0-100km/h加速は1.97秒という脅威的な数値を誇ります。
搭載されるバッテリーは120.0kWhという大容量のバッテリーをとうさいしていますあ。
前後の車両重量配分は48:52というかなり理想的な配分となっています。
2021年8月13日時点において、市販車の0-400m世界記録8.582秒を記録しました。その他にも2023年のトラックテストにおいて、合計23の新しい性能記録を樹立しています。
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