フェラーリ488GT3ベースのワンオフ車両
フェラーリがワンオフで作成したKC23は、ビジョングランツーリスモと、今年56月にルマン24時間レースで優勝を飾った499Pからインスピレーションを受けています。
フェラーリのワンオフ車両
フェラーリは、特別な顧客のためにこういったワンオフの車両を製造する事があります。
有名な車両だと、エリッククラプトンのフェラーリSP12やジェームス・グリッケンハウスのフェラーリP4/5。それ以外にも多くのワンオフ車両を製造していますが、支払う費用は数億円からと言われています。
フェラーリKC23は、そのワンオフフェラーリのおそらく1番新しい車両で、488GT3をベースとしていますが、外観は全くの別物に仕上がっています。シルバーメタリックのエクステリアカラーは4層の塗装に液体金属が配合されており、鏡のような輝きを与えています。この塗装だけでもかなりの高額な費用を要すると思われるものとなっています。また、このKC23の特徴のひとつに跳ね上げ式のドアが採用されているという事です。フェラーリのスペチアーレモデルの一部に採用されているドア開閉方法ですが、あまりフェラーリのイメージでは無いと個人的には思います。特に悪い意味というわけではなく、フェラーリにはドアの開閉方法による他のブランドとの差別化というものは無くても絶対的なブランドだからと考えるからということです。
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