アウトビアンキA112ランナバウトが最新のプラットフォームで復活
ベルトーネはランボルギーニカウンタックや、ランチアストラトスなど、歴史的に見ても美しい車両をデザインしてきました。この新しいベルトーネのランナバウトは1969年にマルチェロガンディーニが同ブランドのためにデザインしたアウトビアンキA112ランナバウトのコンセプトカーにインスピレーションを得てデザインされたものです。
デザインはアンドレア・モセリン氏
かつてのA112に使用されたプラットフォームはフィアット128のものでした。こちらは最新のプラットフォームが使用されるため、全くの別物であることは言うまでもありません。こよ新たなモデルのデザインはオリジナルのコンセプトモデルから大きな影響を受けています。ボディーカラーもオリジナル同様のシルバーとオレンジです。ベルトーネの示した画像のとおりコンバーチブル構成に、美しいハードトップも用意されています。
スペック
ボンネットの下に搭載されるのはV方6気筒エンジンで、その最高出力は500馬力になります。オリジナルのコンセプトカーのパワーユニットは、1.1リッター直列4気筒エンジンで、最高出力はわずか50馬力だったことを考えると、かなりのハイパワーである事がわかります。
ベルトーネはこの新しくデザインされた車両について、排気量や過給機については現時点ではなにも語っていません。この新型ランナバウトについて語っているのは、過敏で快適なドライビングマシンとしての特徴を維持するということです。
ベルトーネはこのランナバウトを台数限定で生産するとしていますが、その台数は明らかにしていません。生産は2026年から開始予定で、価格は35万ユーロになる予定との事です。