日産GT-Rに続いてアウディR8も販売終了
アウディR8にとって魅力的な市場とはならなかったオーストラリア。販売終了の要因はオーストラリアの安全基準をクリアできなくなったことによるもので、もともと販売台数が少ないオーストラリア市場のために対策をとることはなく、そのまま販売終了ということになります。
R8のようなハイパフォーマンスカーはメーカーにとっての広告塔の様なものですが、そもそもオーストラリアはアメリカやヨーロッパと比べるとそもそもの販売量が違うため、オーストラリアの基準に車両を合わせるということがそこまで重要ではないと判断されたという事になるのでしょう。
既にオーストラリアにR8の輸入は行われておらず、在庫のみを販売していることとなりますが、その在庫がなくなり次第販売終了となります。
R8の次期モデルは登場するのだろうか
ランボルギーニウラカンとベースを共有していることから、登場するとすればハイブリッドシステムを搭載したスーパースポーツとなると思われますが、アウディはハイブリッドよりもEVに力を入れており、次期R8を製造するのか現在のところ不明です。過去にもR8は次期モデルは登場しないのではないかと噂されていますが、個人的な思いとしてはウラカンの従兄弟車として登場させて欲しいところです。
アウディR8について
アウディR8は、ポルシェ911の上位モデルやとフェラーリとのライバルとなるべく、アウディ初のスーパーカーとして2006年にデビューしました。当初R8はV8エンジンのみでスタートしましたが、その後5.2リッターV10がラインナップに追加。続く第2世代のアウディR8は2015年にデビュー。ランボルギーニウラカンと多くのコンポーネントを共有しています。
アウディR8V10は、562馬力を発生する5.2リッターV型10気筒エンジンと、612馬力を発生する最上位のV10プラスをラインナップしています。
このエンジンは、7速DL800デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされて、超高速シフトと加速の向上を実現しています。またR8には、加速と全天候型のパフォーマンスをさらに向上させるために、アウディのクワトロ全輪駆動システムが装備されています。