デュランゴの最高出力は1,000馬力まで高められている
ヘネシープァフォーマンスのダッジデュランゴSRTヘルキャットは1,000馬力。これに対してアヴェンタドールSはストック状態で730馬力を発生。いくらパワーに差があってもアヴェンタドールの方が有利だと思われるのですが、実際はどうなっているのでしょうか。
ドラッグレースの様子はこちら
この動画にはいくつかの疑問が見受けられる
最初のレースは、両方の車両が同時に発進する典型的なドラッグレース。デュランゴは勢いよく加速、ローンチコントロールシステムによってアヴェンタドールSも同様に加速するするものと思われました。しかし、残念ながら、ローンチコントロールは使用されていなかったようです。
2本目のレースでもスタート前のV12の咆哮、そしてスタート時のタイヤのスキール音はほぼ確認できない控えめなスタート。アヴェンタドールSの本気のスタートではないことは次の動画と比べれば一目瞭然です。
おそらくこのプロジェクトの背景にはにいくつかの正理由がある様です。このランボルギーニは実際にはスーパーカーのレンタルサービスを使用して用意されているため、ローンチコントロールは車両のパワートレインに非常にストレスを与える可能性があり、おそらくドライバーはローンチコントロールの使用を許可されていいなかったのではないかということ。もしくは、デュランゴのローンチコントロールシステムは1,000馬力というパワーに対処できない仕様となっていたため、公平を期すために、どちらの車両もローンチコントロールを使用していないということが考えられます。
そもそもこの動画が過剰な演出の元に作成されていて、ヘネシーは、スーパーカーを用いてデュランゴの加速性能が優れていると印象づけたかったのかもしれません。