日産ファンとしてはかなりショッキングな事だ
日産がスカイラインをはじめとする、セダンについて開発を中止するという事が各所で報道されています。
報道によると、対象の車種は国内では全4車種。スカイラインの他には高級セダンの「フーガ」や「シーマ」も含まれるとのこと。ちなみに、「シルフィ」については2020年末までに生産を終了している。
現在も日産のホームページにはセダンとして区分されているのは4車種のみ。そうすると、今後新しいセダンのモデルは発表されず、販売されるとしても現行のモデルのみということになります。
そもそもスカイラインクーペは日本で久しく販売されていない
各社の報道ではスカイラインのクーペには触れていないものの、スカイラインクーペは現在新車として日本国内での販売はありません。セダンの開発が中止となれば、スカイラインという車種そのものがカタログから消えてしまう可能性が高いのではないかと考えられます。
トヨタのクラウンの例の様に、スカイラインの名称を冠したSUVが登場する可能性もありますが、いずれにせよスカイラインGT-Rとう名称で新型が発表される期待はほぼないに等しいと考えます。
日産の広報からは詳しく語られていない
日産の広報担当者からは将来の商品計画についてのコメントは差し控えるとの回答があった様ですが、2020年5月に発表した中期経営計画の中で、2024年3月期までに車種数を約2割減らすとしているため、セダンの開発中止の可能性は高いのではと思われます。
日産には頑張って欲しいところだが・・・
日産自動車からセダンの新車が発表されなくなってしまうのは避けて欲しいところ。仮にスカイラインが廃止されたとしても、自動車メーカーとして1車種はセダンを開発して欲しいところです。セダンも製造できない体力なのであれば、車種を2割減らすどころではないと考えます。そういった意味で個人的には頑張って欲しいのですが、こればかりは何とも言えないことです。本当に日本のメーカー同士で合併せざるを得ない状況になってきているのかもしれません。