Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

レクサスLSとトヨタミライが高度運転支援機能対応へ

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高度運転支援機能『Advanced Drive(アドバンストドライブ)』

トヨタ自動車は高度運転支援機能『Advanced Drive』についての情報を公開しました。また、この『Advanced Drive』を搭載する「レクサスLS」を4月8日に、「トヨタ・ミライ」を同年4月12日に発売すると発表しています。

同様に、LS500hの2022年モデルで、部分的にハンズフリードライブを可能とするSAEレベル2をアメリカで認証取得する様です。

Advanced Drive

アドバンスドドライブと名付けられたこのシステムは、ミリ波レーダー、ダブルカメラ、望遠機能カメラ、高精度ナビゲーションシステム等から構成されたもの。

このシステムの目標は、ドライバーと車がパートナーとしてお互いをほごしあ、ドライバーか自動運転と併せてドライビング体験を楽しめるものとすることの様です。当然、各種センサー等が危険を検知し、ドライバーに警告と、回避のアシストをするという、現在主流となっている機能を備えています。

簡単に言えば「自動運転レベル2」相当の運転支援機能ということになります。 

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高速道路では車線変更や追越しも

既に日産やスバルが実用化している、プロパイロット2やアイサイトXといった機能を発展させたものと考えて良さそうです。

具体的な機能は以下のとおりとなっています。

 

  • 走行状況に応じた細やかな支援:周辺を走行する車両との並走・追い越し時に、左右の間隔を確保した状態で車線を維持。全幅のある大型車を追い越す際にはやや右に寄りながら走行するなど、乗員が不安を感じる状況を回避。
  • 合流してくるクルマへの配慮:合流地点において、早めに減速することで、本線に合流してくる車両に対する車間距離を確保し、相手車両のスムーズな合流を促します。
  • 車線変更/追い越し:システム側が周辺の車両状況と道路環境を考慮したうえで「車線変更可能」と判断した場合、ドライバーがステアリングを保持し車線変更先を確認、承認操作を行うことで、自動的に車線変更する。ドライバーはターンレバーを操作することで、システムに車線変更動作を要求できます。
  • ドライバーモニターカメラ:ドライバーの顔の向きや目の開閉状態、視線の方向、運転姿勢から状況を判断。ドライバーのわき見や閉眼を検知した場合は警告。眠気の兆候も推定し、ドライバーの運転への関与度合いが低下し始めているとシステムが判断した場合、ブザーによる警告やシートベルトの振動、ヘッドアップディスプレイ表示の点滅、いたわり案内アプリによる対話などにより、運転への関与の改善を促します。
  • 緊急ブレーキの作動:従来のミリ波レーダーとステレオカメラに加えて、望遠カメラと高精度地図情報を組み合わせることで、これまでの「プリクラッシュセーフティー」よりも遠くから前方の車両を検知することが可能に。ドライバーの衝突回避行動をより適切にサポート。
  • ドライバーの異常時対応:ドライバーの運転姿勢が大きく崩れたり無操作状態が長く続いたりした際、システムが運転の継続は困難と判断し、車両を安全に車線内や路肩に停車させる。停車後は、ドアの解錠や「ヘルプネット」への自動接続も行い、ドライバーの救命・救護に寄与。

 

無線でのソフトウェア更新に対応

こちらも最近主流となりつつある機能です。無線経由でのソフトウェアアップデートに対応するとしており、ナビゲーションシステムの地図の更新も無線経由で実施されることとなります。

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気になる価格はどうなっているのか

LS500h バージョンLアドバンストドライブ:1632万円
LS500h エグゼクティブ アドバンストドライブ:1794万円

ミライ エグゼクティブパッケージ アドバンストドライブ:860万円
ミライ アドバンストドライブ:845万円

Advanced Driveの動画はこちら!