日本で、フォルクスワーゲンといえば『ゴルフ』や『ポロ』を売っている車屋さんというイメージが強いですが、ドイツ本国のフォルクスワーゲンAGに属しているブランドは10以上にもなります。
自動車の売り上げで、フォルクスワーゲンはトヨタと世界1位を争うような企業ですが、普通の人から見れば、ゴルフを売っているあのフォルクスワーゲンが世界1位と思うのではないでしょうか。しかし、フォルクスワーゲングループに属するブランドは以下のとおり。
①フォルクスワーゲン
②アウディ
③セアト
④シュコダ
⑤ランボルギーニ
⑥ドゥカティ
⑦ポルシェ
⑧ベントレー
⑨ブガッティ
⑩スカニア
⑪マン
欧州車好きの方ならば、同じグループという事を当然知っているという同じドイツ勢のアウディやポルシェの他にもイタリアのランボルギーニやフランスのブガッティといった高級車を生産するブランドを抱えています。
こういったブランドをうまく展開しているのがフォルクスワーゲングループの強みという事になります。
アセト、シュコダ、スカニア、マンといったメーカーは日本ではほとんど馴染みがありません。バイク好きならば、ドゥカティはご存知かと思われます。
こういったブランドをずっとフォルクスワーゲングループが所有したわけではありません。また、今後の経済情勢次第ではブランドの整理といったことが行われていくことと思われます。特に電動化に力を入れているフォルクスワーゲングループなので、大排気量を売りとするブランドの売却、またはEVのノウハウを持ったブランドを取得するという動きがあるかもしれません。
こういった部分も含めて、今後しばらくはフォルクスワーゲングループの動向が気になるところではあります。