復活から6年で終了
現行スープラはトヨタ自動車会長の豊田章男氏の強い思いにより、2019年におよそ17年ぶりに復活を遂げました。BMWとの共同計画により実現を果たしたこの車両は、トヨタ車でありながら、ほぼBMW製という変わった立ち位置の車両です。
2025年中にその生産を終了するとしています。およそ6年でA90スープラは生産終了ということになります。
スープラの始まりはセリカXXまで遡ります。直列6気筒エンジンをパワーユニットに据え、リヤタイヤを駆動するFRスポーツモデルとして生産されてきました。モデルチェンジを経て途中、パワーユニットに直列4気筒エンジンをラインナップに加えるなど、ユーザーにとって選択肢が増えたことは良かったのではないかと思われます。
特別仕様車
A90スープラの生産終了にあたり、トヨタガズーレーシングはA90Final Editionを300台限定で販売予定であると発表しています。
特別仕様車は日本とヨーロッパでの販売となり、発売予定時期は日本では検討中、ヨーロッパでは2025年春としています。
そのほか、一部改良モデルも販売されることとなっているようで、こちらは日本またはその他のグローバル地域で順次導入予定、2025年以降に順次発売予定とされています。