210万ドルの価値はあるのか
ヘネシーはチューニングショップという位置付けから、現在は完全にハイパーカーメーカーとしての実力を手に入れたと言って良いのではないでしょうか。
そんなヘネシーが手がけるヴェノムF5ですが、現代のハイパーカーとしては当たり前となっている安全装備が装着されていないため、そのメイン市場となる米国ではショーモデルやディスプレイモデル、またはサーキット専用となる可能性がある様です。
生産台数は24台
24台の限定生産で、エアバッグも非装着との噂。ハイブリッドでもEVでもなく、完全な内燃機関のみを動力とするハイパーカーで、搭載されるのは6.6リッターV型8気筒ツインターボエンジン。最高出力はなんと1,817馬力。最大トルクは1,617Nmというからかなりのモンスターマシン。
公道最高速はどうなる?
スペックを確認すると、0-100km/h加速は2.6秒と内燃機関のみを動力とするハイパーカーの中でもトップクラスの加速性能を誇ります。4.7秒で時速200km、8.4秒で時速300kmに達します。理論上は時速500km以上のスピードを出すことができるということで、かわり気になるところではあります。
この最高速競争はブガッティ、SSC、ケーニグゼグによって熱い戦いが繰り広げられていますが、ヴェノムF5が公道走行可能かどうかによって、ここにヘネシーが加わることになりそうです。