生産予定は24台のヴェノムF5
コンセプトカーとしておよそ4年前に発表されたヘネシーのハイパーカー。正式にデビューしたのは2020年12月なので、およそ1年の月日を経て最初の1人にデリバリーされたことになります。
アメリカの法的規制により、このヘネシーヴェノムF5は年間2,500マイル（約4,023km）以上公道を走行することができません。
今時のハイパーカーにしてはかなりハードな仕様
パワーユニットは6.6リッターV型8気筒ツインターボエンジン。最大出力1,817馬力（1,355kW）、最大トルク1,617Nmを発生します。この絶大なパワーは後輪にのみ伝えられることとなるため、今時の万人向けのハイパーカーとは決して言えないでしょう。300km/hまでの加速は8.4秒、400km/hまでは15.5秒というとてつもない加速力を誇ります。
半分のパワーでも実力はかなりのものだった
2021年2月から実施されたヘネシー社のテストコースでの調整後、旧アメリカ側基地にて実施された空力テストの際には3.5kmのコースで、エンジン出力を900馬力に抑えて走行。中速域の性能テストプログラムでしたが、その際に、時速200マイル、320km/hのスピードを達成しています。
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