次期モデルが最期のV型12気筒エンジン搭載車となるだろう
ランボルギーニのCEOステファンウィンケルマンはランボルギーニ製のV型12気筒エンジンについてはいくつかの重要な事項を伝えています。
それは、次期型V12エンジンはランボルギーニ史上3番目となる新型となると言う情報。ハイブリッドシステムとなるパワーユニットを搭載することとなる次期型ですので、なんらかの大きな変更が加えられるものと思われます。ただし、自然吸気のV型12気筒が与えられることにはなんら変更がありません。
現在のV型12気筒エンジンについて
現在アヴェンタドールに搭載されているエンジンはL539型で、こちらはアヴェンタドールの為に設計されたモデル。その前のランボルギーニ製V型12気筒エンジンの歴史を考えるとかなり短い期間の生産にとどまると言うことになってしまいます。
まだまだ現役で使用できそうなエンジンなのですが、次のモデルの為だけに次期型エンジンを開発すると言う事は、それだけ様々な問題を解決してでもV型12気筒モデルの新型を発売させると言う、ランボルギーニの強い意志の表れなのでしょう。
ランボルギーニ第1世代のV型12気筒エンジン
1960年代初頭にジオットビッツァリーニによってオリジナルに設計されたビッザリーニV12エンジンの進化形を使用していました。1963年に排気量3.5リッターとして始まったそのエンジンは、改良が続けられ、最終的には、ムルシエラゴに搭載された最終型は6.5リッターまで排気量が拡大されました。