Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

イギリスのフェラーリディーラーに展示されている車両が豪華だと話題に

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スペチアーレモデルが5台揃っている

ユーチューバーであるMr.JWWの動画で紹介されるフェラーリディーラーに展示された5台のスペチアーレ。

1台だけでもなかなか遭遇することのできないフェラーリだけに、5台揃って展示されている様は圧巻です。

何かのイベントでもない限り揃わない5台

展示される車両は年代順に288GTO、F40、F50、Enzo、LaFerrari Apertaというもの。

この展示されている5台すべてのカラーがロッソコルサで統一されているというのも魅力的。この赤によりフェラーリらしさが際立っているのが、また良いです。

 

288GTO

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1984年、ジュネーブ・ショーで発表。

308GTBをベースとし意図的に308GTBに似せてはいるが、競技参加を前提として当時の競技車両規定グループBのホモロゲーションに沿って製作されエンジン搭載方式が縦置きになり、軽量化のため一部外板パーツにカーボン樹脂製のものが使われるなど大改造を受け、外装・内装ともにほとんどのパーツが専用設計で308との互換性は非常に少ない。総生産台数は272台。

F40

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1987年にフェラーリが創業40周年を記念して製作したリアミッドシップ・後輪駆動の2人乗りスポーツカー。公称最高速度は324km/hであり、発売当時は世界最速の市販車であった。

当初発表された生産台数は350台ないし400台であったが、フェラーリは殺到するオーダー数に鑑み、急遽F40を増産することで対応。結局1992年の生産終了までに1,311台が生産された。

F50

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1995年に発売。開発コンセプトに掲げられたのは「公道を走るF1」。エンツォ・フェラーリの息子、ピエロの「F1のエンジンを積んだロードカーを創る」というシンプルなアイデアをもとに、カーボンコンポジット製のセンターモノコックにF1用エンジンをストレスマウント化(剛結・ボディへ直にボルト止め)し、F1マシンそのままの高剛性な車体構成を公道を走る車として初めて採用。

エンジンは1992年のF1マシンF92Aに搭載された自然吸気 3.5L V型12気筒 DOHC 5バルブエンジンの鋳鉄ブロックを流用。もともとF1用に扱いにくいピーキーな高回転型だったが、排気量を4.7Lに拡大し、F1では7速必要だったギアを6速とできるようにするなど、ロードカー用にやや扱いやすいものにされた。生産台数は349台。

Enzo

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フェラーリ創業から55年目となる2002年に、創始者エンツォ・フェラーリの名を冠して発表。 フェラーリにとってはF40、F50に続く21世紀最初の記念碑的な限定生産車種であり、大出力のエンジンをミッドシップマウントする伝統を受け継いでいる。

型式名F140Bのナンバーを持つエンジンはこの車のために開発されたものであり、排気量5,998cc、65°のバンク角を持つ水冷V型12気筒DOHCエンジンで、シリンダブロックはアルミニウム合金製。

最高出力660PS、トルク67kgf·mと非常に強力なスペックを誇り、回転数は最高8,200回転まで許容するが、吸排気バルブの開閉タイミングを適切に調節する可変バルブタイミング機構のおかげで決して高回転だけのパワーバンドを持つエンジンではない。最高速度は350km/hと公表されている。生産台数は399台。

LaFerrari Aperta

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2012年5月に『次期エンツォはハイブリッド』と公式プレスリリースが出されると、フェラーリとしては珍しく、2012年9月のパリサロンでカーボン製のモノコックのみが披露されたのに続き、2012年12月からはフェラーリ社の公式ホームページで発表が予告されるなど、事前のティーザーキャンペーンが行われた。

なお2016年にはスパイダーモデルである「アペルタ」が販売されるほか同年8月にイタリアで発生した地震のチャリティのために500台目が生産される。

世界限定499台のみが生産された。その後先述のとおり500台目が生産されている。

素晴らしいコレクションを動画で確認

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