ポルシェは、7世代目となる911GT3 Cupを発表しました。
排気量は4.0リッターながら、出力は510馬力で、先代の485馬力から25馬力ほど引き上げられています。この馬力をターボではなくNAで発生させています。
さらに、昨今、欧州で重要とされている自動車のCO2削減についてのトピックですが、合成燃料を使用することができることとなったため、CO2排出量を大幅に削減できるようになったと発表されています。
さらに、そのパワーに加えて、空力的にも大きな改善がなされているとのこと。リアフェンダーの幅は1,902mmで、前モデルの幅を28mm上回っています。1,920mmのフロントアクスル同様。フロントで12インチ、リアで13インチ幅のリムが可能となります。
もう1つの注目すべきアップグレードは、911 GT3Rに非常に強い影響を受けていると思われるインテリア。新型のコックピットには、大型カラーディスプレイ、照明付きコントロール、およびカーボンファイバー製のステアリングホイールが装備されています。
このモデルは2021シリーズのカップレースで使用されるため、チームへのデリバリーは来年の2月に開始となります。なお価格は225,000ユーロ(272,511ドル:日本円でおよそ2,860万円/1ドル105円計算)となっています。
非常に格好良いモデルとなっていますね。
最近のポルシェはかなりデザインに力が入っていると思うのですが、レーシングカーもかなり良いデザインです。今までのデザインが悪いというわけではなく、さらに格好良くなったのではないかと、個人的には感じます。