限定生産車のグランドツアラー
ベントレーバトゥールはモントレーカーウィークでデビューした限定生産のGTカー。現時点で2車のプロトタイプモデルが欧州て、テストを実施しています。生産に至るまでの開発計画には58週で120のテストを実施する事となります。
鮮やかな紫色のボディカラー
テスト車両というと、なんとなく目立たないカラーやカモフラージュされたものというイメージがありますが、このバトゥールは既に発表されている車両という事もあり、今回は目立つカラーとなっています。しかし、ベントレーでこのカラーというのはなかなか斬新に思えます。
フロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザーは、カラー塗装されず、カーボンファイバーの地がそのまま、ボンネットからドアのウィンドウ下部に入るラインはサテンチタニウム塗装となっています。
パワートレインの開発は100週以上
今回の開発テストについては実際に走行した際のデータを取る事がメインとなる様です。パワートレインの開発には100週を超える時間が費やされているとの事で、かなりの時間が開発のために割かれている事がわかります。
バトゥールに搭載されるパワーユニットはベントレーの量産車史上最もパワフルなものとなっており、その6.0リッターW型12気筒ツインターボエンジンは最高出力730馬力(544kW)、最大トルク1,000Nmを発生させます。
限定18台のみ
優良顧客向けに販売されるこの車両は限定18台のみが販売予定となっています。価格については165万ポンド(現在のレートでおよそ2億7,400万円)となっている様です。