他社がやらない事をやるという精神
その結果が成功したかどうかという事はさておき、確かに日産はあらゆる可能性をカタチにしていると思います。
かつてはLe Mans24時間レースで日産デルタというEVを走らせたり、GT-Rと名を冠したFFのレースカーを走らせたり。そして、さらに遡れば、リアルタイムでトルクを配分するアテーサ4WDシステムを搭載しながらも破格とも言える価格で市販車を販売したり。当時、同様のシステムを搭載したポルシェ959は何倍もの価格だったと記憶しているので、正に技術の日産という感じでした。近年でも日本車のEVといえば日産リーフというように他社がやらない事を積極的に行なっているイメージはあります。
シングルシーターのEV
今回公開されたアリア シングルシーター コンセプトは発売されることはないでしょうが、試みとしては面白いものになっています。
日産アリアのパワートレインをシングルシーターのレーシングカー用シャシーに搭載したもので、デザインイメージをアリアのコンセプトと同様のものとしてデザインしています。


実際にシングルシーターの公道走行可能車両というのはBACが商品化していますが、2,500万円ほどよ価格となっており、一般の人が購入するに してはかなり高額な車両となっています。
このコンセプト車両に保安部品を付けて、数百万円程度で発売してくれないかなと思うのですが、それは難しそうです。