日本車最速0-400m車両といえばGT-R
ストリートでのドラッグレースといえばGT-Rというのは、少し過去の話になって、最近加速競争といえば、EVが台頭してGT-R神話は過去のものになりつつありますが、ゼロヨンと言えばGT-Rと言う人はまだ多いのではないでしょうか。
第2世代と第3世代のGT-R
日本でGT-Rと言えば、日産のスカイラインGT-R、もしくは日産GT-R。第1世代は通称ハコスカのGC10とケンメリGC110。そこからC210(通称:ジャパン)、R30、R31を経てR32で再びGT-Rが復活します。RB26(2.6リッター直列6気筒ツインターボ)エンジンを搭載したGT-Rが第2世代のGT-Rと一般的に呼ばれています。
第2世代のGT-RはR32からR34までラインナップされ、基本的には同様のスペックですが、モデルチェンジするたびにアップデートされ、最高出力は自主規制の280馬力のままでしたが、R34ではスカイラインでは初めて6速マニュアルトランスミッションを搭載するなど、大幅なアップデートがなされました。今ではお馴染みのマルチファンクションディスプレイもスカイラインではR34GT-Rが初搭載となっており、HIDヘッドライトも標準装備と、何気に当時の最新技術が詰まった1台でした。
第3世代のGT-Rは、日本国内ならず、全世界に向けられて販売されたR35日産GT-R。このR35では、今までの直6からV型6気筒エンジンへとパワーユニットが変更され、スカイランの名称を冠することなく発売されたモデル。当初は800万円を切るプライスで発売されましたが、現在は1,000万円をオーバーする車両となっています。途中からモデルイヤー方式を採用し、年々少しずつバージョンアップが繰り返されてきました。当初は日産プリンス店で購入することができたGT-Rでしたが、途中から専門ディーラーのみでの販売に切り替わったモデル。販売開始後何年も経過しているにもかかわらず、試乗もほとんど出来ないというのはいかがなものかと思いますが、それでも普遍の人気車両となっています。
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