クラウンクルーガー
クラウンのSUVが発売されるという噂か出てからしばらく経ちましたが、このほど正式に発表されることになりそうです。
中国で公開された画像ですが、中国で販売される全ての新車はMIITの後任プロセスを経る必要があり、その場合はwebサイトに画像が公開されることになります。
中国トヨタからの正式発表は?
ここに来て画像が公開されているという事は、近々開催される上海モーターショーで正式に発表される可能性が高いと思われます。
この画像のほかに、多くの技術仕様もMIITサイトに共有されており、例えば、情報として掲載されているものだと、全長×全幅×全高が5,015mm×1,930mm×1,750mで。ホイールベースは2,850mmとなっており、これは北米版トヨタハイランダーのサイズと比べ全長がわずかに長く、ホイールベースは同様の数値となっています。
また、パワートレインはハイブリッド、エンジンは2.5リッター189馬力との情報です。
MIITとは?
中華人民共和国工業情報化部という機関で、設立は意外にも新しく、2008年となっています。
車両、化学物質、爆発物の生産、通信等のネットワーク技術や業務等、様々な分野を統括して管理する、工業界向けの企画の制定及び実施を担う行政機関になります。
クラウンのバリエーションとしてならありだと思う
クラウンという名を冠した自動車がSUVのみになってしまうのは寂しいですし、今までクラウンを愛してきたユーザーにとっても良い話ではないと思いますが、過去にはクラウンピックアップトラックや、ワゴンも存在していた事を考えれば、時代に合わせたボディタイプを追加するというのは全くおかしな話ではないと感じます。
もし日本で発売されるのであれば、市場がどういった反応を見せるのかまだわかりませんし、自社のSUVが競合となってしまう可能性があります。しかし、年配の方でクラウンに憧れがあったが、セダン意外の購入を検討しているという人は少なからずいると思われるので、そういった層の人の需要は見込める車種になる事は確実で、日本車の選択肢が増えるのは喜ばしいことです。
・クラウン ピックアップ
マスターラインピックアップとして登場し、3台目のトヨタピックアップで、クラウンの名称が冠されています。
・クラウン ステーションワゴン
ステーションワゴンやワゴンは多くの世代が存在していますが、現在は残念ながら販売されておらず、10代目のモデルが2007年をもって販売終了しています。
同様にクラウンのバンも販売されていましたが、こちらは1999年の9代目をもって販売終了しています。
新しいボディータイプが登場しても続いてほしい
日本でもクラウンSUVを販売して欲しいと思います。それと同時に、トヨタの歴史において重要な役割を占めてきたクラウンだけに、今後も通常のクラウンを開発し続けてほしいと願っています。