MBUX hyperscreen
メルセデスベンツは8-core CPUを搭載したMBUX hyperscreenを発表しました。
24GBものRAMを搭載したAIユニットでディスプレイの幅は141cm、面積は2432.11㎠ 。
MBUXハイパースクリーンの中央部と助手席側のディスプレイにはOLED技術を用い、この部分は高いコントラスト値が得られるとのこと。全体がディスプレーということで、気になるのがその画面のコントラストですが、1台のカメラと1台の光センサーによる測定データ基にして、画面の明るさを周囲の条件に合わせることができるとされています。
AI(人工知能)を利用したシステム
MBUXシステムはAI(人工知能)を利用しており、マッサージプログラムや誕生日のリマインダーなど、20以上の機能を提案する機能が盛り込まれています。例えば、特定の日と時間帯に電話をするような提案を行なったり、さらにはGPSで場所を記憶し、勾配のあるガレージ入口に近づくと自動的に車高を上げるといったことも可能になっているようです。
気になる採用車種は
ますは、2021年に投入予定の新世代EVである『EQS』に採用される予定となっているようです。しかし、全車種というわけではなく、オプションとして設定可能とのこと。8-coreのCPUと24GBのRAMを搭載、そしてかなりの大きさのディスプレーとなれば、ソフトウェアが組み込まれていなくてもそれなりの価格となりそうですが、このオプションの価格がどれほどになるのか、気になるところではありますね。
この先発表されるであろう『EQS』の追加情報とともに、MBUXハイパースクリーンの更なる情報を待ちたいと思います。