待望のマセラティ製小型SUV
レヴァンテのより小型のクラスとして登場したグレケーレ。市場のライバルはサイズ的にポルシェマカンクラスということになると思われます。高級志向の強いマセラティですが、使いやすいサイズのSUVが投入されたことによって、マセラティの車両を目にする機会が増えるかもしれません。
かなりスポーティーなデザインで登場
マセラティの他の車種から受継ぐデザインは流石と感じます。デザインだけでは無く、性能もマセラティの他のモデルから継承している部分があります。
上位グレードに搭載されるパワーユニットは同社のMC20同様の3.0リッターV型6気筒エンジン。ツインターボ仕様のこのエンジンは最高出力523馬力と最大トルク620Nmを発生します。0-100km/h加速は3.8秒で、最高時速は285kmに設定されています。
エントリーレベルのGTはマイルドハイブリッド技術を搭載した2.0リッターターボチャージドエンジンを搭載。最高出力は296馬力、最大トルク450Nmを発生します。
モデナは最大トルクこそ同様ですが、最高出力は325馬力を発生します。0-100km/h加速はスベースモデルで5.6秒、ミッドレンジモデルはそれよりも0.3早い5.3秒となっていて、最高出力は両モデルとも240km/hに設定されています。
ボディーサイズ
全長4,846 mm、全幅1,979 mm、全高1,670 mmと発表されています。(細かなサイズはモデルごとに若干の違いがある模様。)ホイールベースは全モデル共通の2,901mmで後部座席に乗る人にも配慮されたものとなり、この辺りの実用性は考慮されている様です。
インテリア
Grecaleはより多くのスクリーンを採用した最新のデザイン。4つのディスプレイが装着されています。スピードメーターなどを映すディスプレイとセンターコンソールのタッチスクリーンのペア、時計についてもディスプレイモニターが採用されています。インストルメントクラスターと上部タッチスクリーンはどちらも12.3インチですが、下部ディスプレイは8.8インチです。
また、1,000ワットの電力を備えたハイエンドの21スピーカーのソナスファベールサウンドシステムを選ぶこともできます。
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