ドリフトに不向きだと思う車両をカスタム
このミッドシップスポーツカーをドリフト仕様に仕立てたのは、フォーミュラドリフトの現チャンピオンであるチェルシーデノファ氏。ベースとなる車両はポルシェ718ケイマンSで、ドリフトには向かないと思われるミッドシップスポーツカーですが、多少のカスタムと彼のドライビングテクニックにより、迫力のあるドリフト走行をやってのけています。
多くの純正部品を残して仕上げられている
フォーミュラドリフトカーではないため、可能な限り多くのポルシェの純正部品を維持しています。
自然吸気の水平対向6気筒エンジンではなく、ターボエンジンの718ケイマンを選択したのはより簡単にパワーアップをする事が可能だからだと考えられます。現時点で400馬力程度の最高出力を獲得しているという事ですがら目標は600馬力に近づくこととの様です。
カスタムで苦労したのは、やはり最近のシステム制御された構造の様で、全てのシステムが相互に関与しており、何かひとつに手を入れると残りのシステムが狂ってしまう事があるとの事で、そのためのロックを解除する作業に多大な労力を要したとの事です。
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