Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

ポルシェ製エレクトリックハイパーカー

本格的EVスポーツはもうすぐデビュー

ポルシェがタイカンを発表したのが2019年。今年の後半には新型マカンEVが発売される予定となっています。そして、現在ポルシェが進めているのは718のエレクトリックモデルで、こちらも2024年中にデビューする予定となっています。その後も大型のSUVであるカイエンにもEVが加わるとされており、ポルシェのエレクトリック化は順調に進んでいる様です。

ミッションXコンセプトから考えるハイパーカー

ポルシェは昨年ミッションXを発表し、その可能性を発信しています。ポルシェは918以来、本格的なハイパーカーを発売していません。エレクトリック化が順調に進めば、ポルシェがフルエレクトリックハイパーカーを発売する可能性も出てくるでしょう。ミッションXがそのままの方向性でデビューされるとすれば、かなり本格的なスーパーEVスポーツとなると感じます。

ミッションXコンセプトは、ミッドシップモーターレイアウトを採用しており、バッテリーはシートの後方に配置されています。ポルシェはこれをe-core構成と呼称しています。もし、実際に販売されることとなった場合にも、こういった、ハンドリング性能を向上させるためのレイアウトを製品へと落とし込んで欲しいと考えます。

予想スペックや予想価格について

最低最高出力は1,700馬力。タイカンターボGTはヴァイザッハパッケージを装着したモデルの0-100km/h加速は2.1秒とされているので、2.0秒未満まで短縮させてくる可能性があります。ニュルブルクリンク北コースのタイムの記録を狙うとすれば、現在量産EVの記録を持つリマックネヴェーラの7分05秒29を切る必要があります。おそらく、これはクリアすると思われます。

ミッションXコンセプトは現在のスーパーカーの基準から考えると、比較的コンパクトで918スパイダーよりも全長は短くなっています。

価格については全く想像がつきません。918スパイダーはドルベースで販売開始時84万5,000ドル。最近販売されたハイパーカーの場合、同様のEVハイパーカーのリマックネヴェーラが240万ドル、メルセデスAMG Oneが270万ドル。アストンマーティン  ヴァルキリーは300万ドルを超える価格となっており、最低でも200万ドルを超えるのではないかと思われます。