新たなEVハイパーカーコンセプトモデル
ポルシェは新たなハイパーカーのコンセプトモデルであるミッションXを発表しました。ポルシェの75周年とルマン24時間レースの100回目のこの年に発表されたこの車両はクラシカルな917の様な跳ね上げ式のドアが採用されており、結果としてかつてのルマンプロトタイプを彷彿させるデザインとなっていた、このミッションXもルマン24時間レースからインスピレーションを受けたと言われています。
スペック
フルエレクトリックパワーユニットとなるこの車両は、新たな900ボルトアーキテクチャにより、車重1kgに対して1馬力の出力を発生するという驚くべきパワーウエイトレシオを実現させるとのこと。現在、車両の重量については公表されておらず、おそらくこのパワーウエイトレシオ1:1というのは設計上の目標なのかもしれませんが、もし本当に実現させるとすれば、EVならではの車両の重量がどうしてもバッテリーの影響で重くなっていますという課題があるため、かなりのパワーが求められるということになります。
インテリア
高級車というよりも高額車と言われるポルシェですが、このミッションXコンセプトモデルは内部も丁寧に作り込まれたものとなっています。ドライバーシートとナビシートの色はそれぞれ違う色使いとなっていて、両方のシートとも6点式のシートベルトが装備されています。メーターはおそらくフルデジタル。ナビシート側はディスプレイとストップウォッチが装備されていますが、余計な装備がほとんどないというのは、ポルシェらしい運動性能に特化したデザインではないかと感じます。
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