ランザドールEVコンセプト
ランボルギーニは自動車のフルエレクトリック化の未来を見据え、EVに関しても積極的な研究に取り組んでいます。そんなランボルギーニが今回発表したコンセプトモデルがランザドール。今後販売されるであろう、全ての高級EVのライバルになるであろうこのランザドールはスペック的にも驚異的なものとなっています。
デザインや性能
スーパーカー然としたデザインではなく、どことなくウルスに似たデザインとなっているのは、ランボルギーニウルスの人気の高さを物語っている様にも感じられます。それでも、ウルスよりも低く寝かせられたフロントガラスは、ランボルギーニ製スーパーカーのイメージを彷彿とさせます。
このコンセプトモデルの最大の特徴と言っても良いと思われるのは、その強力なパワー。最高出力は1,341馬力と、最近の高級EVの例に漏れず、パワーを追い求めたコンセプトモデルとなっています。
今のところ、このパワートレインに関する具体的な情報は多くなく、ランボルギーニによると、高出力のデュアルモーターを搭載し、全輪を駆動させるモデルであるとの事です。モーターに電力を供給するバッテリーについての詳細は不明ですが、長距離走行も可能な高性能バッテリーが搭載されているとの事です。
インテリア
インテリアはかなりシンプルな作りになっています。モニターは2台装備されているのが確認できます。ドライバーズシートでは、メーターパネルの部分に映される情報で車両の状態等を把握する様になるものと思われ、もう1台のモニターはナビシートの正面に装備されています。センターコンソールがドライバーズシートとナビゲーションシートを完全に独立なものとしているため、ドライバーがナビシートのモニターで何かを確認するという使い方は現実的ではないもの思われます。
このランボルギーニランザドールEVコンセプトは、そのまま販売できるのではないかというデザインに仕上げられています。このまま量産でも、今の時代であれば、かなりの注文が入りそうな気がするデザインなのは、さすがランボルギーニといったところでしょう。