シングルシーターのスパルタンな車両の市場はやはり小さい
手作業で生産されるBAC MONO。大量生産される車両とは違い、製造のペースも遅いということもありますが、なかなかこの手の車両を手に入れようという人が多くない現実があります。それでもBACは150台目の車両の生産を完了しました。また、この車両は150台目のMONOであり、MONO Rとして生産された29番目の車両の様です。
オーナーはBACのビスポークスペシャリストとよ協力により、車両下部のネイキッドカーボンと対照的な印象になる様なサテンシルバーのボディーカラーに仕上げられています。
販売網を強化
大量生産とは逆方向の生産スタイルですが、それでも顧客を確保するために販売ネットワークを拡大しているようです。
MONO Rのスペックは、パワーユニットに2.5リッター直列4気筒自然吸気エンジンを採用。最高出力342馬力(255kW)を発生し、6速シーケンシャルギアボックスを介してそのパワーが伝えられます。それほどパワーのあるエンジンではありませんが、乾燥重量が僅か555kgという事もあり、運動性能が高い車両となっています。