ポルシェ911GT3Rレンシュポルトデビュー

GT3マシンをベースとしたサーキット専用車両

ポルシェのレースにおける歴史を祝うイベントのRennsport Reunion 7において、ポルシェ911GT3 Rレンシュポルトがデビューしました。行動走行不可のこの車両は、GT3レースカーをベースとしていますが、GT3レース車両の規定に適合しているわけではありませんので、GT3クラスのレースに参加することは当然できません。

スペック

搭載されるパワーユニットは4.2リッター水平対向6気筒自然吸気エンジン。エンジンはE25燃料に対応できるように調整され、特注のピストンやカムシャフトが使用されています。圧縮比が高くなっており、9,400rpmまで回せるこのエンジンは、最高出力611馬力を発生します。このパワーは6速シーケンシャルギアボックスを介して後輪へ伝えられることとなります。

この車両のために作られたミシュラン製のタイヤを装着した18インチホイールが装着されています。

限定77台の希少性

ボディーカラーは7色と3種類のパターンから選択可能で、生産台数は、僅か77台。価格については当然高額となっており、1,046,000ドルからとなっています。