ヴァイザッハのテストトラックを走行
2023年にFIAのWECとIMSAウェザーテックスポーツカー選手権に出場予定のレーシングカーは、同グループのアウディやランボルギーニのLMDh車両と同様にMultimaticが提供するLMP2ベースのシャシーを使用しています。
短い動画だが走行の様子が確認できる
車両自体のティザーは以前から公開されていますが、今回の動画では実際に走行する車両の様子が確認できます。
出力はエンジンとモーターを合わせて670馬力（500kW）。
昨年の12月にサーキットの走行が予定されていたとの事ですが、一部の部品が間に合わなかったため、ロールアウトが遅れたようです。
LMDhプロトタイプが実際サーキットを走行するのは1月末とのことで、それに向けて今後数日間ヴァイザッハテストトラックでのテストが実施されるとのこと。ポルシェモータースポーツの新しく任命されたチーフ、トーマス・ローデンバッハ氏によると、2022年後半までには準備が整うとのこと。また、正式な名前は今後数ヶ月で開示されるのではとのことです。
もしかすると、ル・マンデイトナハイブリッドレースカーをベースにした918スパイダーの後継車が発表されるかもしれません。現時点では希望的予想で、現時点では公式な発表は何もありません。ポルシェは新しいハイパーカーが早くても2025年までは発表されないだろうとかつて発言しているので、しばらくはその様な車両の発表はないというのが現実でしょうか。
動画はこちら
