高スペックの限定生産
T.50ほどの高スペックハードコアモデルではありませんが、T.33も十分ハイスペックに仕上げられています。
3.9リッターV型12気筒エンジンは最高出力607馬力(453kW)と最大トルク451Nmを発生。そのパワーは6速トランスミッションを介して後輪に伝えられることになります。この6速トランスミッションは標準仕様でマニュアルですが、オプションとしてパドルシフトのトランスミッションが選択可能となっています。
生産台数は僅か100台と言われており、価格も高額で137万ポンドからとなっています。日本円に換算すると2億円をオーバーする価格です。
T.33の後部にはファンの搭載なし
後部にはT.50の様なファンはありませんが、フロントのインレットは、車の下の空気を効率的に後部のディフューザーに送ります。すっきりとした形状は、たくさんの翼や他の通気口を必要としないようなものですが、後ろにアクティブなスポイラーがあり、速度によって自動的に、またはドライバーが手動で動作させる事が可能です。前部19インチ、後部20インチのホイールには、ミシュラン4Sタイヤが装着されています。
画像でT.33を確認
シンプルでレーシーなインテリア。デジタルの計器類が鎮座するインテリアにシフトレバーが装備されているのは何となく違和感があります。
センターにはT.33のプレートが配されています。
光り方が特徴的なリアランプ。
今の時代、V型12気筒NAエンジンというのはとても貴重な存在です。