Mmarmaladesky’s diary

マーマレードスカイ 車の記事を中心に書いています

ランボルギーニディアブロは発表からもう30年経過しているという事実

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ランボルギーニディアブロが発表されてから30年。カウンタックの後継として登場したスーパーカー。この頃のランボルギーニブランドのオーナーはクライスラーアメリカの自動車メーカーであるクライスラーの影響もあってか、かなりパワフルかつ獰猛なイメージがあります。このディアブロですが、リトラクタブルライトから固定式ライトに変更されたのが印象に残るモデル。これは、ヘッドライトの常時点灯が義務化された国の法律に適合させるための対応であり、またその固定ライトには、当時の日産フェアレディーZのヘッドライトが使用されたのはあまりにも有名な逸話です。この流用は、もともとユーザーがドレスアップとして行っていたものであり、それが正式採用されたとの事です。なお、ヘッドライトユニットのNISSANのロゴはライト上部に付けられたカバーで隠されていて、ぱっと見は日産製のライトではない様な見え方になっています。

 

アウディ資本へとシフト

クライスラーからメガテック、Vパワーを経て、アウディ資本へとシフトしています。

前期の諸モデルは5,709ccV12気筒DOHC48バルブであり、アウディ資本となった後期の諸モデルは5,992ccに拡大されています。そして、現在までアウディ資本(フォルクスワーゲングループ)と続いています。

その後のムルシエラゴについても基本的な部分は大きく変更されていませんが、アウディ資本となって、車両の信頼性が格段に上昇しています。

 

エンジンやライト以外の豆知識

フレームはカウンタック同様の マルチチューブラーフレームという事は有名で、この基本的な構造については、ムルシエラゴになっても変わりないものとなっています。カウンタックからディアブロへとモデルチェンジをした際にこのチューブフレームの断面形状が変更されています。カウンタックの丸断面に対し、ディアブロチューブラーフレームは角断面へと変更されました。

 

それほど古さを感じないデザインについて考える

あくまでも個人的な主観です。(”あくま”でもと悪魔(ディアブロ)を掛けたわけではありません。あしからず。)

デザインのイメージが現行のアヴェンタドールまで一貫しているからという事と、モデルサイクルが長いため、現行モデルの2つ前のモデルであるという事で、30年も前に発表されたデザインとは思えないのではないかという事。

また、その車のスーパーカーという特性上、オーナーが綺麗に乗っていることが多いため、古い印象を与えない管理をしていることが、そう感じさせないのではないかと思います。もちろん、デザインそのものの優秀さもある事には間違いないでしょう。