初代カウンタックは絶賛高騰中
新しいカウンタックは既に売り切れ。初代についても高騰が続いており、入手困難な状況となっています。
今回出品されたのは1982年製のカウンタック5000S。以前のオーナーが、レストアの為にファクトリー引渡していたもので、本来であればレストアされて綺麗になる車両だったもの。しかし、工場は倒産してしまい、レストアの為にパーツが外された状態で取り残されていました。
こんな状態でも高値が付く
走行距離は61,840km。多くの部品は取り外され、内装も原型をとどめていません。内装や塗装は剥がされ、ウィンドガラスについても外されています。おそらく多くの部品が欠品しているものと思われます。
そんな状態でも250,000ドルの値は付くのではないかという事ですが、完成まで果たしていくらか掛かるのか想像がつきません。これを買うなら普通に中古で購入した方が良いのではと思えてきます。
日本のマーケットにクラシックランボルギーニはほとんど流通していない
カウンタックはもちろんのこと、ディアブロもほとんど流通していません。現時点でディアブロの方が流通数が少ない状況。しばらく前からディアブロが一般のマーケットに流通していない状況でしたが、現在も変わらずといった状況のようです。狭いスーパーカーコミュニティの中では手に入れるチャンスはあるかもしれませんが、一般の人がそういったコミュニティに属するのはなかなかハードルが高く、今後クラシックランボルギーニの入手は益々難しくなるのではないかと思われます。
ムルシエラゴはまだそれほどではありませんが、アヴェンタドールの後継モデルが登場後、数年もすれば同様の状況になるかもしれませんね。