トヨタは新型EVミニバンの『プロエース・バーソ・エレクトリック』を発表。
残念ながら日本国内での販売ではなくヨーロッパでの販売となる車種。
ベースとなっている『プロエース』だが、こちらはPSAグループの小型商用車を、トヨタモーターヨーロッパがOEM供給を受けることで販売している車両。2013年の半ばから、プジョー『エキスパート』とシトロエン『ジャンピー』をベースにした商用バンを、トヨタが『プロエース』として販売しているもの。
この『プロエース・バーソ・エレクトリック』は2021年3月、ヨーロッパの市場で発売される予定。
1回の充電で最大330km走行可能
この『プロエース・バーソ・エレクトリック』のモーター最大出力は136馬力、最大トルクは26.5kgmを発生。最高速は、リミッターによって130km/hまで。
バッテリーの蓄電容量は2種類用意されており、それぞれ1度の充電で、50kWhは230km走行可能。75kWhは330km走行可能。
全車に、出力7.4kWの単相車載充電器が標準装備され、また、急速充電が必要な場合は、オプションで出力11kWユニットを選択可能。出力100kWの急速充電ステーションを利用すれば、50kWhバッテリー搭載車が約30分、75kWhバッテリー搭載車が約45分で充電することができます。
3種類のボディサイズを用意
乗車定員は最大8名で、ボディサイズは3種類。「コンパクト」、「ミディアム」、「ロング」で、それぞれの積載量は280リットル、640リットル、1060リットル。
ボディサイズが、それぞれのライフスタイルに合わせて選択可能というところはなかなか考えられていると感じます。
現在ではあたりまえになったApple「CarPlay」とグーグル「AndroidAuto」を装備。マルチメディアスクリーンは7インチのタッチスクリーンとなっています。
画像で確認すると、少々小さく感じますね。