フォルクスワーゲンは、ブガッティブランドを、エレクトリックハイパーカーブランドのリマックに売却することを承認したと報道されています。
しかし、ブガッティがリマックに買われるとは思ってもいませんでした。
リマックが今まで販売した台数は、わずか10台ほど。そもそも、そんなメーカーのどこにブガッティを買収できるほどの資金と信用があるのか、とても不思議に思うのは僕だけではないと思います。
リマックがブガッティブランドを手に入れても、ガソリンエンジンのブガッティを発売できる技術はないと思うのですが、EVとしてブガッティを販売していく計画があるのでしょうか。
フォルクスワーゲンといえば、排ガスの数値偽装事件を思い起こします。その分のマイナスがとても大きく、いくつかのブランドを手放すのではないかと、数年前から言われていましたが、この買収が、排ガス偽装問題に絡んでいる物なのかは不明です。
一部では、リマックにはフォルクスワーゲンブラン傘下のポルシェが出資しているので、それを利用してフォルクスワーゲングループがリマックを囲いこむのではないかとの見方もあるようです。
個人的には、EVのブガッティというのも見てみたいものです。
内燃機関を搭載する自動車よりも、部品点数や構造的に簡単に製造できると思われるEVのハイパーカーが高額で販売されているのはどうなのかと持ってしまうのですが、世間は車そのものではなく、ブランドにお金を出すのでしょうから、成り立つのはわかっているのですが、EVはまだまだ発展途上で、価格のわりに陳腐化が早いのではないかと思ってしまう僕には、いつまでたってもEVには手が出せない気がします。
このあたりは、早くバッテリーの技術が向上してくれるのを待つしかないようですね。
