ピニンファリーナは、予告していた電動ハイパーカー『Battista』をジュネーブ・モーターショーで公開しました。
この車のキャッチコピーは「これまでにイタリアで設計製造されたなかで、最も強力な公道仕様車」
最高出力1900馬力、2300Nmのトルクを発生し、最高速度は350km/h以上、0-100km/h加速は2秒未満と超高性能なものとなっています。
搭載される120kWhのバッテリーは約450kmの航続距離となっています。
バッティスタのパワートレインは、Rimac C_Twoと一部共有されています。
コンポーネントのうち40~50%が共有されているものの、セットアップはもちろんピニンファリーナのオリジナルです。
バッティスタは、それぞれのホイールを別々のモーターが駆動します。
4つのモーター合計したパワーとトルクは、1,900ps・2,300Nmというとてつもないものです。
ピニンファリーナはまだ価格を明らかにしていませんが、イギリスの自動車メディアであるAuto Expressは、バッティスタの価格が150~200万ポンド(約2.2~2.95億円
)になると予想しています。
バッティスタは150台の限定生産で、そのうちの50台はアメリカに、もう50台はヨーロッパおよび中東に割り当てられるそうです。
アメリカでは割当台数の65%が既に売約済みなのだとか。
全てのモデルはイタリア・トリノにある同社のファクトリーでハンドメイドされ、ヨーロッパでは2020年末までに顧客へのデリバリーが開始される予定です。