1,900馬力のハイパーカー
最高出力1,900馬力、1.8秒で時速60マイルまで到達、12秒未満で300km /hへ到達するというスペックを謳うハイパーカー。これはマクラーレンF1が時速135マイル(およそ217km /h)に達するのにかかる時間とほぼ同じ。
この脅威的なスペックのハイパーカーの価格は200万ドルから設定される様です。
この非常識とも言えるスペックを持ちながら、毒の無いスタイリングを与えられたハイパーカー。さすがピニンファリーナ製と言って良いのでは無いでしょうか。
スペックシート
項目 | 2022年ピニンファリーナバティスタ |
モーター: | 4つの永久磁石同期モーター |
出力: | 1,900馬力/ 1,741ポンドフィート |
0-60 MPH: | 1.8秒 |
最高速度: | 350km/h(218MPH) |
本体価格: | 200万ドル |
ピニンファリーナ製EVは官能的か?
バティスタは、パワートレインとカーボンファイバーのモノコックをリマックネヴェラと共有しています。バティスタの輪郭を形造るは、美しく艶やかなものとなっています。ある種、官能的とも言えるそのデザインは、ネヴェラとモノコックを共有しているとはいえ、全く違った魅力を持つものとなっています。
美しいビットの下には、4基の電気モーターを介してエネルギーを送るT字型の120kW/hのバッテリーパックがあります。4基のモーターは(オプションの)ミシュランパイロットスポーツカップ2Rタイヤ(ポルシェ911 GT2 RSが採用しているのと同じゴム)へとその有り余るトルクを伝えることとなります。
イタリアンスーパーカーといえば、そのエンジンサウンドこそ官能的と称されますが、EV化への流れの中においてイタリアのファクトリーは別の形で魅力を伝えてくれることとなりそうです。
室内の美しさも魅力のひとつ
もちろん、イタリア車らしいインテリアも魅力のひとつ。
シートひとつとってもかなり手が混んでいることが確認できます。