連覇のフェラーリ
今年のルマン24時間レースは、レギュレーションの調整が上手くいったのか、それとも路面状況によるものなのか、結果的に接戦となるレースとなりました。
そういった中、フェラーリは終盤の燃費管理も功を奏し、見事総合優勝を獲得しました。ゴール時の残燃料は2%か3%だったと思われます。
トヨタは大健闘だと思う
かなり後方からのスタートにもかかわらず、2位を獲得したトヨタ7号車。終盤、一時は8号車と7号車が2位と3位をキープしていましたが、給油のためピットイン。その間に順位を落としてしまいましたが、1ラップ以内の遅れしか発生していませんでした。ここまで同クラス同士のタイム差がないルマン24時間レースも珍しいのではないでしょうか。
それぞれのクラス優勝
ハイパーカークラス優勝はフェラーリ。LMP2クラス優勝はユナイテッドオートスポーツ、GT3クラス優勝はポルシェとなっています。WECではハイパーカーとLMGT3の2クラスのみですが、ルマン24時間レースではLMP2クラスが限定で復活しています。このクラスについては、ワンメイクレースとなっているため、メーカーではなく、チーム名の記載となっています。