自然吸気の新型エンジン
長い間ブガッティの象徴だったW型16気筒エンジンは段階的に廃止されることとなっています。
続いて登場するブガッティの新型エンジンについて、ブガッティ リマックのCEOであるメイトリマック氏は、ロンドンで開催されたフューチャーオブザカーサミットのカンファレンスで、予備的な詳細をいくつか共有しました。この中で新型エンジンについては、ターボチャージャーを完全に省略するとしています。
ブガッティによる自然吸気V型16気筒エンジン
16気筒エンジンとなると、いくらV型でも、かなりの長さになると考えられます。単純に考えるとW型エンジンよりも長い全長となるため、バランス的には不利になると考えられます。
実際、新たなエンジンは1,000mmを超える全長になると言われており、従来のW型16気筒エンジンよりも40cmほど長くなる計算となります。
ブガッティ シロンの後継車両について
おそらく、このエンジンがシロンの後継車両へと搭載されることとなると思われますが、ターボ化されない自然吸気エンジンを搭載した場合、それだけでは想定のパワーを確保できないのではないかと思われます。考えられるのは、これにエレクトリックモーターが組み合わせられるのではないかということです。あくまでも推測ですが、自然吸気エンジンのフィーリングとエレクトリックモーターのパワーを併せて、ブガッティの特別感を演出する方向で開発されるのではないかと思われます。