2つのグレード
アウディと共同開発されたプラットフォームが採用された新たなマカン。プレミアムプラットフォームエレクトリックと呼ばれるこのプラットフォームは800Vのエレクトリックアーキテクチャを使用しており、今後のポルシェとアウディの基本プラットフォームとなります。
今回はそのプラットフォームを使用したマカンEVの2グレードが発表されました。ひとつはマカン4、もつひとつはマカンターボの名称で発表されています。
それぞれの出力
マカン4の最高出力が402馬力、最大トルクは650Nmを発生。マカンターボの最高出力が630馬力と最大トルク1,130Nmを発生。マカン4とマカンターボの最高出力のその差は200馬力以上もあります。
マカン4とマカンターボは、どちらも各アクスルに永久磁石同期モーターを使用しており、リアモーターは180度回転して、わずかにリアに偏った重量配分を確保しています。
また、タイカンで採用されていた2速ギアボックスは、ギア減速だけで最高速と加速の目標を達成できたため、廃止されています。これにより車両重量が軽減でき、ドライブトレインの損失が軽減され、全体的な効率が向上しています。
価格について
米国での価格については、マカン4が80,450ドルから、マカンターボが106,950からとなっていますが、日本での価格については現在のところ公式ウェブサイト上では未定となっています。
