小規模ハイパーカーメーカーのPraga
現在らそれほど有名なメーカーではないこのPrahaという企業。もともとは1907年に設立され、創業当時はヨーロッパ最大級の自動車メーカーでした。しかし、いくつかの要因が重なり、1960年代半ばに一度消滅しています。
Praha Bohema
2022年11月にBohemaのプロトタイプを発表しており、日産GT-Rのエンジンにチューニングを施したパワーユニットを搭載するとして発表当時話題に上りました。
今回、その販売モデルが生産ラインに投入される準備が整ったとしており、チェコの専用施設で生産されることとなります。
生産台数は89台
わずか89台のみが生産される予定となっており、価格は140万ドルと超高額なハイパーカーとなっています。また、最初の顧客には既に工場の独占ツアーが提供されているとの事です。
気になるのはやはりパワーユニットだと思われますが、これは、日産との供給契約に基づいて日産GT-Rから供給された3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジン。チューニングが施され、最高出力700馬力、最大トルク725Nmを発生します。
Prahaは、車両の開発とチューニングは、有名なレースドライバーから支援を受けたと語っています。このドライバーについては、元F1およびインディカードライバーのロマングロージャン氏と元スティングよベンコリンズ氏がプロセスに関与しているとの事です。