通常のモデルとは微妙に違いがあるようだ
フェラーリF50は、1995年から1997年にかけて販売されたスペチアーレモデルで、生産台数は349台となっています。しかし、フェラーリは19台の量産車を限定生産し、そのうちの6台がブルネイ王室へと届けられました。
この車両はそのうちの1台に当たります。
他の車両とは異なり、通常モデルのF50同様左ハンドルを維持しています。
DK Engineeringによる販売
販売元となるDK Engineeringは、今回このプロトタイプと通常モデルの違いについて、その全てを示すビデオを公開しました。
例をあげると、このモデルにはフロントカーゴコンパートメントがありません。デュアルファンの中央は黒ではなく金色になっています。収納ポケットや工具袋の形状も違い、フロントフード裏に貼られていた製造番号を示す赤いラベルは見当たりません。
このフェラーリF50は、1995年6月に製造されてから、わずか1,900kmほどしか走行していません。何度か所有者が変更されている様ですが、2018年3月にフェラーリ本社から証明の交付を受けているとの事で、本物のF50である事の確認が取れている様です。
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