テスト車両は継ぎ接ぎのボディ
フェラーリの次期モデルテスト車両は、初期のロードテストでは現行や旧型車両のボディを使用して行われることが多くあります。
次期フェラーリのハイパーカーのプロトタイプ車両らしき画像が捉えられていますが、こちらについてもその例に漏れず、いくつかの暫定部品が組み込まれた車両となっています。
今回、マラネッロ近郊で目撃されたフェラーリのプロトタイプモデルは、雨の中で、ダブルアームワイパーを作動させています。
フェラーリの車両とわかるエンブレムは無いが
分厚いカモフラージュで覆われたこな車両には、いくつかのフェラーリ車両のパーツが使用されているのが確認できます。
例えば、SF90のテールライト。これだけでもフェラーリのテスト車両である事が確認できますが、キャリパーにもFrrrariの文字を確認することができます。
なお、リアエンドのデュアルエキゾーストパイプはダミーで、本物の排気管はそれよりも少し上、メッシュの後方に配置されています。
次期フェラーリのフラッグシップモデルについて
パワーユニットが何気筒になるのかという事は気になるところです。噂ではV型12気筒エンジはは搭載されないのではないかと言われています。ハイブリッドパワーユニットである事は確定だと思われ、これについてはV型8気筒との組み合わせもV型6気筒エンジンとの組み合わせのどちらにおいてもフェラーリには既に実績があります。スペチアーレモデルに搭載するとなれば6気筒よりも8気筒なのではないかというのが一般的だと思いますが、軽量化を考えれば、思い切って6気筒エンジンを搭載するという選択もありなのかもしれません。詳しい情報についてはもう少し先にならないとわからないと思われますが、2024年に発表され、クーペが599台、オープントップモデルが199台、XXバージョンが30台生産される予定となっています。