スープラのエンジンを搭載したジャガーEタイプ
エネオスがセマショーのためにカスタムしたジャガーEタイプ。史上最も美しい車両と言われるジャガーEタイプに多少のカスタムを施すというだけでも各所から批判的な意見を浴びせられると予想されますが、このジャガーEタイプのパワーユニットは2JZエンジンが換装されているというから驚愕です。
もちろんパワーアップ済
1969年式のXKE型2+2モデルをベースに、トヨタ製JZA80スープラ等に搭載されていた2JZ-GTEエンジンを搭載。過給器周りはボルグワーナーEFR8474ターボチャージャーを装着しています。そしてトランスミッションはBMW M3 E36の5速ZFマニュアルギアボックスを介してそのパワーは路面へと伝えられます。
加速性能のアップに伴い、もちろんブレーキの方も抜かり無く手が入れられています。フロントブレーキはC5型コルベットから、リアブレーキはE60型BMW 5シリーズセダン535i用が使用されて制動性能の向上が図られています。
いつの日か
いつの日かJZA80スープラがジャガーEタイプと同等まで評価されることが来るのであれば、その時は歴史的に価値のある1台として語られるかもしれません。日本のオイルサプライヤーが仕上げた日本車のエンジンが搭載されたこのカスタム車両が高い評価を受けるその日が訪れる事を願います。