3モーターのEVを設定
新型のマセラティグランツーリスモがデビューしました。マセラティ初のEVとしてラインナップに加わったグランツーリスモのひとつのグレード。この他にも内燃エンジンを搭載したモデルももちろん用意されています。
デザインについて
基本的には前モデルのキープコンセプトと感じられる新型のグランツーリスモですが、ヘッドライトは同社のスーパーカーであるMC20に搭載された様な垂直方向に長いタイプのものが採用されています。
この車両ののエクステリアの中でも特徴的なものは、ボンネットのカットラインを上部から側面に移したデザインとなっています。
スペック
内燃エンジンを搭載したモデルについては、3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。ドライサンプではなく、ウェットサンプ方式を採用して、シリンダーディアクティベーションが装備されています。最高出力は489馬力（365kW）と最大トルク600Nmを発生します。
エレクトリックモーターを搭載したEVについては、402馬力（300kW）モーターが3基搭載されています。システムの合計出力は750馬力（560kW）、1,350Nmのトルクを発生します。フォルゴーレEVの0-100km/h加速は2.7秒、最高速度は320km/hとなっており、トロフェオの0-100km/h加速は3.5秒で最高速度はフォルゴーレと同様となります。また、モデナについては0-100km/h加速が3.9秒で最高速度302km/hと他のグレードに対して若干劣りますが、それでもスーパーカー並みの性能を秘めている事がわかります。
販売開始時期
2023年の第２四半期にまずモデナとトロフェオが発売され、その後にEVのフォルゴーレが販売開始となる予定となっています。
