半導体不足も関係なし
自動車業界は新車生産のために必要な半導体チップの確保が追いつかず、車両を思うように生産できない状況に陥っています。多くの自動車メーカーは、工場での生産を一時的に停止したりと減産を余儀なくされている状況です。
しかし、ランボルギーニは、今年1月から9月末までに記録的な販売を達成し、世界中の顧客に6,902台を納入したことを発表しました。この数字は、昨年の同時期に比べて23%もの大幅な増加となっており、コロナウイルスのパンデミック前の2019年にランボルギーニが達成したものよりも6%高かった事になります。このような状況下で、ランボルギーニが記録的な売上高を達成するとができたというのは、ランボルギーニの人気が高くなっていることを表しているのだと思います。
記録達成につながっているのはやっぱりウルス
ウルスがランボルギーニの中心モデルとなっているのは事実です。今年の最初の9か月間で生産されたのは全体の半数以上の4,085台もの車両が出荷されています。最近のウルスの人気から感和えれば、この数字を知っても驚くことはないでしょう。ちなみにウラカンは2,136台の販売で2020年比28%増で、アヴェンタドールは681台になっています。
アヴェンタドールは既にオーダー終了
アヴェンタドールはオーダーを終了していて、事実上、次の生産終了。実際は、ウルティマエと新型カウンタックのオーダー分のストックがあるため、生産は続けられますが、V型12気筒エンジン搭載車を一般の人がオーダー可能となるのは、次のモデルという事になりそうです。ハイブリッド化されたモデルが発表されたのちとなるものと思われます。