2代目NSX生産終了
2016年8月に発表された2代目NSX。ホンダ独自の3モーターハイブリッドシステムを搭載して鳴り物入りで登場した新時代のスーパーカーでしたが、初代程の人気を得ることができず、市場から姿を消すことになりそうです。
3モーターハイブリッドシステムを搭載したスーパーカーとしては破格の価格設定だったにもかかわらず、発売前に噂されていた1,500万円程度という価格を大きく上回る定価設定や、発売時には見慣れたデザイン、しかもスーパーカーとしては大人しめなデザインという事もあり、日本国内においても販売台数が伸びませんでした。
2代目NSXの集大成
NSXタイプSは限定350台が生産され、そのうち日本には30台が割り当てられるとの事。ホンダはエレクトリック化へと経営方針を本気で転換させるべく動いていることから、この先、3代目NSXが登場するとなればフルエレクトリックとなると思われますが、2代目の売り上げを鑑みるに、その3代目は登場する事が難しいのではないかと考えられます。
NSXタイプRは?
過去に噂されていたモーターを省いたタイプRですが、登場することはなさそうですね。ハイブリッドシステムを搭載しないモデルが欲しいという人はGT3マシンを購入してサーキットを走るしかないでしょう。
しかし、タイプRの名を冠したモデル自体は発売される可能性は残しているのではないでしょうか。極限まで軽量化してセッティングを変えた究極のロードゴーイングNSXというのも見てみたいという思いがあります。
もしも発売されるとなればプレミアが付くことは間違いなさそうです。